一般教育部の5つの力
一般教育部の5つの力
北里8学部が、
ともに学び、ともに進む。
ともに学び、ともに進む。
一般教育部では健康科学部(新潟キャンパス)を除く8学部の1年生に対し、上級年次での学習に必要な基礎学力を向上させるとともに、現代社会で求められる教養を身につけ人間性を高めることを目指した教育を行っています。

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充実した基礎教育+多様な教養教育
学部での2年次以降の成績は、1年次の成績と大きな相関関係があるといわれています。そこで北里大学では1年次の教育に特化した一般教育部という組織を設置し、授業を展開しています。一般教育部では自然科学系科目や数学・情報科学系科目をじっくりと学び、2年次以降の学習の土台をつくります。また、人文社会科学系科目や健康科学系科目といった幅広い領域の中から、自分の関心にあったものを選んで履修できるようなカリキュラムも組まれています。その他に教養演習という、人文社会科学、健康科学、数学、情報科学などの発展的な内容を少人数で深く学ぶことができる科目や文理横断型の演習も開講されています。このほか、アカデミック・スキルを高めることを目的に大学基礎演習を開講しています。

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グローバル教育
国際的に活躍する人材の育成を目的として、一般教育部ではグローバル教育に力を入れています。その中でも重要な英語に関しては、読解と会話という異なるスキルを身につけるための2科目が開講されています。また、生命・医療科学系を志す学生のために、医学英語を扱った授業も準備されています。さらに、春休みの海外語学研修では英語のレッスンを受けながら生活を体験できます。第二外国語についてはドイツ語やフランス語など6言語が開講されており、言語とその地域の文化を学ぶことができます。

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「自学」をサポートするための授業科目、施設
高校で履修しなかった科目や受験で選択しなかった理科系科目(化学・生物・物理)を、要習で基礎から学ぶことができます。また、授業でわからないことは、隙間時間に学習サポートセンター「ASC」でわかりやすく教えてもらえます。2024年度はのべ2,514人の多くの学生が利用しました。また、教養図書館は蔵書が充実しており、授業で紹介された本や論文を読むことができます。総合体育館のトレーニングルームでは、インストラクターのもとで充実した設備を利用できます。

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文理横断の研究組織
一般教育部の専任教員は、人文社会、健康科学、英語、数学、情報科学、物理学、化学、生物学などさまざまな専門で構成されており、各自の研究に従事するほか、他学部や他大学との間の共同研究にも参加しています。科研費の近年の平均採択件数は、20件(新規および継続)になっています。研究成果を紹介・発表する機会として、一般教育部セミナーを開催しているほか、『北里大学一般教育紀要』を刊行して研究内容を外部に公開しています。

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学部・学科の枠をこえた学生の交流
一般教育部では学部・学科の枠をこえて学生同士が交流できます。懇和会は教員と学生が一緒に組織し、レクリエーション活動や社会活動、ゼミなどに取り組みます。また、新入生歓迎会、七夕会、ハローウィーンイベント、ウインターイルミネーション点灯式など、年間をとおしてさまざまな行事が催されています。
